なぜ、頭痛になるの?

当整体院では、頭痛を大きく以下の3つに分類しています。
①頚椎(首)の障害
②血流の障害
③その他(脳血管疾患、脳腫瘍など)

頚椎(首)の障害による頭痛

3つの頭痛タイプのうち、最も多いのが頚椎(首)の障害によって起こる頭痛です。頚椎は全部で7つ存在します。理想的な頚椎の形は「頚椎前弯」といわれ、少し前側にカーブしています(下図)。頭痛は、特に第1頚椎、第2頚椎の障害によって引き起こされます。

頭痛は、第1頚椎、第2頚椎(上2つの頚椎)の障害によって起こることがほとんどです。第1頚椎、第2頚椎の間から、大後頭神経(だいこうとうしんけい)と呼ばれる神経が頭の方へと伸びています(下図)。頭痛は、第1頚椎と第2頚椎の障害によって、大後頭神経が圧迫されることで起こります。

第三の頭痛「大後頭神経痛」とは | 脳と心の再生カンファレンス | 工藤千秋 | 毎日新聞「医療プレミア」 (mainichi.jp)より引用

上の図のように大後頭神経は首から後頭部、頭頂部まで伸びています。そして、頭頂部で三叉神経とリンクしています。そのため、首で大後頭神経が圧迫を受けることによって頭全体に頭痛が起こるのです。
もし、あなたの頭痛が以下の項目に該当すれば、頚椎の障害が原因で起こっている頭痛であると考えられます。
✓長時間の座位(デスクワーク、長距離運転など)で頭痛が悪化する
✓肩こり、首こりがある
✓肩こりがひどくなると、頭痛が悪化する
✓頭痛は首の付け根、後頭部から始まる

頸椎の障害によって起こる頭痛は、悪い姿勢を修正していく必要があります。特にストレートネックと言われるような、下部頸椎屈曲(下図の青線)、上部頚椎伸展(下図の赤線)の姿勢は、大後頭神経の圧迫に伴う頭痛を引き起こします。当整体院では、頚椎の障害によって起こる頭痛に対して、姿勢の矯正であったり、エクササイズを用いることによって改善へとサポートしております。

血流の障害による頭痛

次に多いのが血流の障害のよる頭痛です。特に、雨天、暴風などの強い低気圧が続くときに悪化する傾向があります。

人間の身体はじっと静止していても、実はある一定のリズムで動いているのはご存知でしょうか?これを身体の律動といいます。生きた身体は、ロボットや蝋人形とは違いすべての組織が動いています。
人間の身体はじっとしていても、血液の流れにとどまらず、心臓、肺、腸が動いています。そして、脳、頭蓋骨、背骨、骨盤…。実はすべての組織がある目に見えない一定の動きを繰り返しているのです。

上の図のように、じっとしていても人間の背骨はプールのコースロープがプカプカと浮かんでいるような動きを常にしています。また、下の図のように、人間の頭蓋骨、脳までもが常に動いているのです。

雨天、暴風などの低気圧が続く場合、脳、頭蓋骨が膨張します。例えば、登山をするときにポテトチップスを持参すると、山頂に着く頃には袋がパンパンに膨張しています。これは周囲の気圧が下がったためです。人間の身体も同様で、気圧が下がると脳、頭蓋骨が膨張してしまうのです(下写真)。下の写真は施術前後で頭、顔の大きさを比較したものです。施術後は、脳、頭蓋骨の圧力が調整され、頭が小さくなっていることが分かります。

気圧の変化によって、脳、頭蓋骨が膨張すると、前述した身体の律動が低下します。すると、血流障害が起こり、浮腫(むくみ)が引き起こされます。それによって、頭痛、ふらつき、耳鳴り、不眠、うつ、パニック症状などの症状が引き起こされるのです。
当整体院では、膨張して圧力の高まった、脳、頭蓋骨の血流を改善することによって、頭痛を緩和していきます。

命にかかわる頭痛

頸椎の障害、血流の障害の頭痛は、命にかかわる病気が潜んでいる可能性もあります。例えば、脳血管障害、脳腫瘍などです。診察時にそういった病気が疑われる場合は、まずは脳神経外科の受診をお願いしております。