小林市の体質改善整体 彩では、「滞りのない血流が健康をもたらし、部分的または全身の血流障害が病気を招く」と考えています。
とてもシンプルに言うと
血流が良い→健康
血流が悪い→病気or不調
ということです。
人の体は、骨格の歪みや筋肉のこわばりによって身体の可動性・柔軟性が失われると、血液やリンパ液がスムーズに流れなくなり、多かれ少なかれうっ血が生じます。
これによって、細胞に酸素や栄養素が供給されにくくなり、老廃物の排出も悪くなります。体の組織、細胞は活力を失い、病気や不調の下地ができるということです。
ここで、腰の椎間板ヘルニアを例に挙げて考えてみましょう。
椎間板ヘルニアは、変形もしくは損傷した椎間板が神経を圧迫することで症状を引き起こすとされています。これは、神経が椎間板に圧迫を受けることで、炎症・血流障害が生じるためです。
椎間板ヘルニアによる痛み・しびれを改善するためには、変形した椎間板を矯正し、神経圧迫を解放し、炎症を静め血流を改善していく必要があるわけです。
当院では、全身、それはつまり、
・胃腸、肝臓、腎臓、膵臓などの内臓
・脳脊髄液を含む神経系
・血管、リンパ管など循環器系
など全身を構成する組織が施術の対象となります。これら全身のあらゆる組織に対して、医学的な知識をもとに、「手」を使って施術を施します。
そうすることによって、全身の血流が改善し、体全体が健康へと導かれます。
人の体は自己調整力および治癒力を備えている
本当の意味で血流が良くなると、全身の細胞に酸素や栄養素が送り届けられ、老廃物の排出もスムーズに行えます。
そうすると、人の体は本来持っている「自己治癒力」を十分に発揮できるようになります。
自己治癒力は、主に
・恒常性(ホメオスタシス)
・病原体に対する免疫
・怪我の自然治癒
として現れます。
分かりやすいのは、怪我の自然治癒です。例えば、料理中に包丁で指を怪我しても健康体であれば自然と治ります。体に入ったウイルスや細菌は免疫細胞によって攻撃され、これらに対する抗体まで作られます。私たちは元々素晴らしい自己治癒力を備えているのです。
しかし、すべての人がこの自己治癒力を十分に発揮できているわけではありません。先に申し上げた通り、骨格の歪み、筋肉のこわばりなどによって血流障害が生じると、酸素・栄養素の供給が制限され、老廃物の排出も低下します。結果、組織は活力を失い、自己治癒力も発動しなくなります。
その他、生活習慣、精神状態、社会環境などによっても自己治癒力が低下する場合があります。
治療においては、自己治癒力が充分に発動できるよう、その条件を整えていく必要があります。
身体、全体を診る
あなたの痛み、不調が何であれ、全身の血流改善と自己治癒力の発動は絶対条件です。そうなると、仮に手指の腱鞘炎であっても、全身を診る必要があります。
そのため、当院では、「全身は繋がっている全体で一つ」と捉え施術します。
腰が痛いから腰を揉む、もしくは腰に電気を当てる、残念ながらこれでは対症療法にすらなっていません。
私自身の経験からも、痛みのある個所を部分的に治療するより、痛みのある個所を含めた全身へアプローチした方が治療成果が高いのは明確です。
体全体が健康になった結果、痛みや不調が無くなる→これが理想的な症状改善のプロセスです。