【小林市の腰痛でお悩みのあなたへ】なかなか治らない腰痛の意外な原因、3選!

宮ノ下亘
宮ノ下亘

こんにちは、小林市の整体、体質改善整体 彩です。今回は、小林市の腰痛でお悩みのあなたへ、なかなか治らない腰痛の意外な原因を3つご紹介したいと思います。もし、あなたが病院や整骨院に1ヶ月以上通っているのに、腰痛がなかなか改善しないとお悩みでしたら、もしかしたら意外な原因が隠れているかもしれませんよ。是非、この記事を参考にされてみてくださいね。

本記事のテーマ

・腰痛の原因は腰だけではない

・意外な腰痛の原因1・・・内臓

・意外な腰痛の原因2・・・脳

・意外な腰痛の原因3・・・水不足

・まとめ

【小林市の腰痛でお悩みのあなたへ】なかなか治らない腰痛の意外な原因、3選!

腰痛の原因は「腰」だけではない!

腰痛の原因はなにも「腰」だけではありません。腰以外が原因となって腰痛を長引かせている人は大勢います。もしあなたが、病院や整骨院で1ヶ月以上治療を受けているにも関わらず、腰痛がなかなか改善しない場合、腰以外の原因が隠れている可能性があります。

もちろん、腰が原因で腰痛になっている人がたくさんいるのも事実です。例えば、長時間のデスクワークや車の運転は、姿勢が悪くなることによって腰に物理的なストレスがかかります。それによって、椎間板に負担がかかり腰痛を生じるケースがあります。このように悪い姿勢や前かがみの動作による腰への負担が重なり腰痛になった場合、当然、腰を治療しないといけません。

ただ、このように純粋に腰の負担だけが原因で腰痛になっている人は、全体の3割、残り7割の人たちの腰痛の原因は、少なからず腰以外の原因が隠れていると言われています。

こんなこと考えたことはありませんか?どうして同じ仕事内容なのに、腰痛になる人とならない人がいるんだろう?あの人は私より腰が曲がっているのになんで腰が痛くないんだろう?

そんな疑問にお答えします。腰痛の原因は腰だけではないからです。それでは、これから腰痛の意外な原因について解説していきます。

意外な腰痛の原因1・・・内臓

腰痛の意外な原因の1つめは、「内臓」です。実は、内臓が原因で腰痛になっている人は全然珍しくありません。私の経験上、腰痛で悩んでいる人たちの半分以上が、少なからず内臓の不調が関係しているように思います。この項では、なぜ、内臓が腰痛の原因になるのか解説していきます。

まずは、腰と内臓の位置関係からみていきましょう。

腰と内臓の位置関係(正面)

まずはこの図を見ながら腰と内臓の位置関係をみていきましょう。この図からも、腰のすぐ前側には内臓がぎっしりと詰まっていることが分かると思います。今度はもう少し角度を変えて横から見ていきましょう。

腰と内臓の位置関係(側面)

横から見ても分かる通り、腰のすぐ前にはやっぱり内臓がありますよね。そして、もっと大事なことは、腰、つまり腰椎と内臓は構造的に繋がっているということです。正確に言えば腰と内臓はじん帯で繋がっていてます。この腰と内臓は繋がっているという事実が大事です。

そして、もうひとつ大事なことが内臓は筋肉でできているということです。正しくは平滑筋という筋肉です。内臓は筋肉なので、使い過ぎれば当然疲労します。運動の後に筋肉痛になるのと同じですね。

例えば、暴飲暴食が続いて内臓を酷使すると、内臓が疲労して弱ります。すると、内臓の血流が悪くなり、内臓平滑筋が固くなります。内臓は腰と繋がっていますから、内臓の血流が悪くなって固くなると、その影響が腰痛として現れるということです。

私の経験上、腸、じん臓、かん臓の3つは腰痛の原因になりやすい印象があります。実際に私も経験があるのですが、お盆や年末年始に暴飲暴食することで、腰が重く感じたり、腰に張りを感じたりした経験があります。そんな時は、腰を揉んでも、体操をしても、ストレッチをしても効果はありません。選択肢は一つ、内臓を休めるということです。私は、腰痛に限らず体に不調や違和感、疲れを感じたときは、プチ断食をして内臓を休めるようにしています。なかなか疲れが取れない慢性疲労の7割は内臓疲労とも言われているくらいです。

ちょっと腰痛から脱線してしまいましたが、腰と内臓はじん帯で繋がっているため、内臓疲労による腰痛というものが存在します。内臓疲労が根底にあって、なおかつデスクワークや車の運転の時間が長くなることで、内臓が元気な人と比べて腰痛になりやすいというわけです。

意外な腰痛の原因2・・・脳

意外な腰痛の原因2・・・脳

腰痛の意外な原因のふたつめは、「脳」です。2011年にカナダの研究チームが、腰痛に悩む患者の体を徹底的に調べた結果、腰痛患者は体のある場所に共通の異変が起きていることが分かりました。その場所が「脳」です。

慢性腰痛の人は、健康な人と比べて、脳のDLPFCという領域が委縮していて、その部分の神経の活動が悪くなっていることが分かったのです。しかも、腰痛が強ければ強い人ほど、DLPFCの働きが衰えていたと報告しています。このことから、脳のDLPFCの働きが悪くなることが腰痛のひとつの原因になり得るということが分かります。

人は、「脳」で痛みを感じます。腰が痛くても、肩が痛くても、指先が痛くても、脳で痛みを認識します。逆に脳がなければ痛みを認識することすらできないわけです。

例えば、腰痛がなかなか治らない慢性腰痛は、長い期間、脳が痛みを認識していることになります。昨日も今日も明日も、脳は腰の痛みを認識しますよね。そうすると次第に脳の神経細胞が興奮し、脳に「痛みの神経回路」がつくられてしまうのです。痛みの神経回路=痛みの記憶と言い換えてもいいかもしれません。脳が腰の痛みを記憶し、それによって痛みを認識し続けるということです。

ややこしい話になってきましたね。この痛みの神経回路をしずめて、痛みの記憶を消去してくれるのが、DLPFCです。しかし、このDLPFCの働きが悪くなると、痛みの神経回路の興奮がおさまらず、腰の痛みが続いてしまうというわけです。

この流れを整理すると、腰を痛める→脳が痛みを認識する→脳に痛みの神経回路がつくられる→痛みが記憶される→DLPFCが痛み記憶を消去する→DLPFCの働きが悪くなると痛み記憶が消えず痛みが長く続く、ということになります。

この場合、脳のDLPFCの働きが悪くなっているわけですから、腰を揉んでも治らないし、腰に電気を当てても治るわけがないですよね。ちなみに、DLPFCの働きが悪くなる理由は、痛みに対する過剰な不安や恐怖心と言われています。腰痛を必要以上に不安に感じたり、恐怖心を感じたりすることによってDLPFCの働きが悪くなることが分かっています。

その証拠に、大した治療はしなくても、コルセットを捨てるだけで腰痛が良くなるという信じられないことも起こります。さすがにこれは極端な例ですが、実際にあった話です。コルセットを使用するのは、腰を守るためで、その背景には腰痛への不安や恐怖心があります。コルセットを捨てたことをきっかけに不安や恐怖心も払拭できたのかもしれませんね。

意外な腰痛の原因3・・・水不足

意外な腰痛の原因3・・・水不足

「腰痛の9割は水で治る」という先生がいらっしゃいます!私は、そこまで言い切ることはできませんが…、腰痛の意外な原因の3つめは「水不足」です。実は、腰痛持ちの方のほとんどが、姿勢や内臓だけでなく、水不足が関係していると言われています。

なぜ、水不足が原因で腰痛になるのかを理解するためには、人の体における水の役割について知る必要があります。

ひとつめの水の役割として、「水は代謝の原料である」ということが言えます。ここでいう代謝とは、人間が生きていくためのエネルギーを生産する働きを意味します。例えば、擦り傷が自然と治るためには、細胞を修復するためのエネルギーが必要ですし、子供の体が成長するためには、成長に必要なエネルギーが必要です。腰痛が治るためにも、自然治癒に欠かせないエネルギーが必要です。

子供の頃を思い出してみてください。怪我をしても治りが早かったですよね。激しい運動をしても体の痛みが慢性化することなく治っていたはずです。でも、今はどうですか?子供の頃と比べて、怪我の治りが遅くなっていませんか?一度、体を痛めたらそれが数日、数週間、下手したら数ヶ月も引きずっていませんか?

この理由は、子供の頃と比べて、代謝が悪くなっているためです。子供は大人よりも代謝が高いですからね。子供と大人の違いをもう少し詳しく見ていくと、体の水分量の違いがあります。子供は体の70~80%が水分です。それに対して大人は60%、高齢になると50%まで体の水分量が減ると言われています。つまり、大人は子供と比べて代謝の原料である水がそもそも少ないのです。

ちなみに、代謝に必要な1日の水の量は、体重15㎏につき0.5ℓと言われています。体重が60㎏の人は、毎日2ℓの水を飲む必要があるということになります。

ですが、腰痛持ちの方も、当院をはじめてご利用されてるお客様も、体に必要な水を飲めている人はほとんどいらっしゃいません。腰痛に限らず、何か不調が出てしまっている人は、そもそも水不足で、代謝が悪くなって、不調が治りにくい状態にあるということを知っておきましょう。代謝が悪く、治りにくい人の腰をいくら揉んでも、電気を当てても治りにくいものは治りません。

ふたつめに、水は筋肉、筋膜、軟骨などの組織を柔らかくする働きがあるということです。慢性腰痛の人の腰の筋肉はどうなっていますか?パンパンに張って固くなっていますよね。もしかするとこの腰の固さは水不足によって筋肉が固くなっていることが原因かもしれません。

想像してみてください。生の鶏肉をスーパーで買ってきて料理をするとします。鶏肉には皮がありますよね。そして、皮と肉の間に半透明の薄い膜のようなものがあるのを知っていますか?この皮と肉の間にある半透明の膜のことを筋膜といいます。その名の通り筋肉を包んでいる膜ですね。

買ってきたばかりの新鮮な鶏肉は、まだ水分が含まれているので、みずみずしいし、ある程度の柔らかさが保たれています。ではもし、その鶏肉を自宅のベランダで天日干ししたらどうなるでしょうか?熱によって水分が蒸発して、鶏肉はカピカピ状態に固くなってしまうのではないでしょうか。さらに、皮と筋膜と肉が水分不足によってピタッとくっついてはがれにくくなるはずです。このことを癒着と呼びます。

つまり、人間の筋肉も同様で、水不足になれば、筋肉は固くなるし、筋膜は癒着するし…、ということが起こってきます。

では、水不足でカチカチに固くなった腰の筋肉をゴリゴリマッサージしたらどうなると思いますか?当然、痛みが悪化します。水不足状態にある筋肉をゴリゴリ揉んでも、筋肉は柔らかくなるどころか、余計に傷んでしまうということは容易に想像できますよね。

なので、そもそも腰痛の背景に水不足が隠れている人は、マッサージや矯正をする前に、まず水分を補給する必要があるということになります。

まとめ

いかがだったでしょうか?腰痛の意外な原因は、内臓、脳、水不足の3つです。もちろん、腰痛に繋がる意外な原因はこの3つ以外にもあると思います。ただ、この3つは、実際に私が小林市で整体を始めてから、非常に多く出会う原因です。決して稀な話などではありません。

もしあなたが、病院や整骨院で1ヶ月以上治療を受けているにも関わらず、なかなか痛みが改善しない、もしくは治りが遅いという場合には、ちょっと視点を変えて、内臓、脳、水不足に目を向けてみるのもアリかもしれません。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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