【小林市で骨盤矯正をお探しのあなたへ】骨盤矯正の3つのメリット&手順

宮ノ下亘
宮ノ下亘

こんにちは、体質改善整体 彩の宮ノ下です。この記事では、骨盤矯正のメリットと手順について解説しています。骨盤がゆがむってどういうこと?骨盤矯正ってよく聞くけどどんな効果があるの?こんな疑問にお答えします。小林市で骨盤矯正をお探しでしたら参考にしてくださいね。

本記事のテーマ

・骨盤の構造について

・骨盤が「ゆがむ」とは?

・骨盤矯正のメリットとステップ

【小林市で骨盤矯正をお探しのあなたへ】骨盤矯正の3つのメリット&手順

骨盤の構造について

まずは、骨盤の構造について解説していきます。骨盤の構造を理解することで、骨盤のゆがみやそれに伴って起こる不調についての理解が深まります。専門用語も出てきますが、できるだけ分かりやすく解説していきますね。

腰椎、仙骨、腸骨、尾骨

上の図は骨盤を後ろから見た図になります。つまり、骨盤をお尻側から見ています。「腰椎」というのは、背骨の腰の部分のことを指します。骨盤は真ん中の「仙骨」「尾骨」、左右の「腸骨」「恥骨」という4つの骨が組み合わさってできています。

上の図で真ん中にある骨が「仙骨」です。そして、仙骨の先端にある少し尖ったような形をしているのが「尾骨」です。蝶の羽のように左右に大きく広がった部分を「腸骨」と言います。

次は、骨盤を正面から見ていきましょう。

仙腸関節、恥骨、恥骨結合、股関節

これは、骨盤を正面から見た図です。後ろからでは良く見えなかった「恥骨」がありますね。「恥骨」も左右にあります。それから、正面から見ることによって仙骨と腸骨のつなぎ目が良く見えますね。この仙骨と腸骨のつなぎ目を「仙腸関節」と呼びます。また、正面中央では左右の恥骨が恥骨結合でつながっています。そして、あなたも馴染みのある「股関節」があります。股関節も骨盤のゆがみに関係してくるので厳密に言えば骨盤ではないのですが、今回は含めて解説することにしますね。

腰仙関節

それからもうひとつ、「腰仙関節」を紹介しておきます。腰仙関節は、背骨(腰椎)と骨盤を繋ぐ関節で、腰痛の原因になりやすい場所です。ここも股関節と同じで厳密には骨盤ではありませんが、骨盤のゆがみと大きく関係するため紹介しておきますね。

骨盤のゆがみは、当然、関節がズレることによって起こります。1つの骨がグニャッと曲がって骨盤がゆがむことはありません。ということは、骨盤のゆがみに直接かかわってくるのは、動きうる場所、つまり仙腸関節、恥骨結合、股関節、腰仙関節ということになります。骨盤のゆがみに関しては後程詳しく解説しますね。

今度は、骨盤と内臓の関係をみていきましょう。

骨盤と内臓の関係

この図は骨盤と内臓の位置関係がわかる図になります。骨盤のなかには小腸、大腸があり、その上には胃や肝臓があります。つまり、骨盤の上方には内臓があり、骨盤は下から内臓を支えるように存在しています。

骨盤と子宮の関係

次は、女性の骨盤をもう少し詳しく見ていきましょう。女性の骨盤の内部には子宮、卵巣があります。この図からも分かるように、骨盤と子宮、卵巣は繋がっています(厳密に言うと子宮は骨盤に靱帯で固定されています)。

骨盤と内臓の関係をまとめると、骨盤は内臓全体を下から支えるように存在しており、女性の場合、内臓の一番下には子宮、卵巣があるということになります。もし、骨盤が開くようなことがあれば、内臓が下に下がってきます。そうすることによって子宮が圧迫され生理痛などの女性特有の不調に繋がります。この点は後程詳しく解説しますね。

骨盤の構造について、最後に骨盤のまわりにある血管やリンパ管についてです。

骨盤と血管、リンパ管の関係

この図は骨盤の近くにある血管やリンパ管を示した図です。赤は動脈、青は静脈、緑はリンパ管です。こう見ただけでも骨盤の周りにはたくさんの血管やリンパ管があることが分かります。でも、この図に示されているのは主要な血管、リンパ管です。つまり、この図は骨盤まわりの血管やリンパ管のごく一部です。実際の人の体はもっとたくさんの血管やリンパ管があります。骨盤がゆがむことによって下半身の冷えやむくみに繋がるという話を耳にします。この図をみると骨盤のゆがみによって血液やリンパ液の流れが悪くなることは容易に想像できますね。

ここまでが骨盤の構造についての解説になります。骨盤を構成している骨や関節、内臓との関係、血管やリンパ管との関係についてご理解いただけたかと思います。

骨盤が「ゆがむ」とは?

骨盤が「ゆがむ」とは?

次に、骨盤の「ゆがみ」について解説していきます。先に述べた通り骨盤のゆがみとは、仙腸関節や腰仙関節、恥骨結合、股関節がゆがむことを意味します。あたりまえですが、ひとつの骨がグニャッと曲がって骨盤がゆがむことはあり得ませんので、骨と骨のつなぎ目でズレが生じることになります。そして、骨盤がゆがむ場合、どれか一つの関節だけがゆがむといったことはありません。つまり、仙腸関節だけがゆがむ、恥骨結合だけがゆがむ、ということはないわけです。どこか一カ所がゆがむと、それに伴って全体がゆがんでくることになります。これは、骨盤だけでなく全身に言えることです。体はすべて繋がっていますから、骨盤がゆがむと、全身のゆがみが生じてくることになるのですが、今回は骨盤だけで話を進めていきますね。

では、骨盤がゆがむことによって起こる不調について解説していきます。

体の痛み

・腰痛、ぎっくり腰

・肩こり、首痛

・頭痛

・股関節の痛み、ひざ痛

・坐骨神経痛など

まず、骨盤がゆがむことによって慢性的な体の痛みに繋がります。骨盤のゆがみは全身に波及しますから、腰痛や股関節痛に限らず、肩こり、頭痛など全身的な痛みの要因となります。

姿勢が悪くなる

・猫背

・反り腰

・O脚、X脚

・巻き肩

・側弯症

・顔のゆがみなど

先にも述べた通り、人の体はどこか一カ所だけがゆがむなんてことはありません。人間の体はすべて繋がっていますから、骨盤のゆがみは全身に影響を及ぼします。

女性に多い不調

・生理痛、生理不順

・冷え症

・むくみ、下半身太り

・便秘

・ポッコリお腹、産後太りなど

骨盤と内臓の関係で述べた通り、骨盤のなかには、内臓があり、女性は子宮、卵巣もあります。骨盤がゆがむことによって、内臓が下に下がってしまったり、子宮が捻じれたりします。そうすることによって内臓系の不調(便秘など)や生理痛などが起こります。

また、骨盤の周りにはたくさんの血管やリンパ管がありましたね。骨盤のゆがみによって下半身の血液やリンパ液の流れが悪くなります。これによって、むくみや下半身太り、冷え症などが起こります。

骨盤矯正のメリットとステップ

骨盤矯正のメリットとステップ

それでは、最後に骨盤矯正のメリットとステップについて解説していきます。もうすでにお分かりかもしれませんが、骨盤矯正のメリットは先に述べた骨盤がゆがむことによって起こる3つの問題を解決することにあります。

つまり、体の痛み、姿勢、女性に多い不調、この3つを改善できることがメリットになります。ただし、この3つのメリット得るためには、骨盤矯正を正しい手順で行わなければいけません。なので、この項では、3つのメリットと骨盤矯正の手順を紐づけて解説していきますね。

まず、骨盤がゆがむと全身のゆがみが生じること、重力で内臓が下に下がってくること、血液、リンパ液の流れが悪くなることによって様々な不調が起こってくるというお話でした。そうすると、骨盤がゆがんでいる人は、程度の差はあれ、全身がゆがんでいて、内臓が下がっていて、血液、リンパ液の流れが悪いということになります。骨盤矯正の手順は全部で4ステップあります。それでは、最も効果のある骨盤矯正の手順4ステップを解説していきますね。

内臓を引き上げる

実は、骨盤矯正において最初に問題になってくるのが下に下がっている内臓です。なぜ、骨盤矯正において内臓が問題になってくるのかというと、内臓が下がったままでは、いくら頑張って骨盤矯正をしても下がった内臓が邪魔をして骨盤が閉まらないんです。ですので、骨盤矯正の手順は、まず下がった内臓を正しい位置に戻すことを行っていく必要があります。

中学校だったか高校だったか忘れましたが、内臓は平滑筋という筋肉でできていると習ったのは覚えていますか?つまり、内臓は筋肉でできているということを思い出してくださいね。内臓=筋肉なので内臓を酷使すれば当然疲労します。運動後に筋肉疲労が起こるのと一緒です。内臓が疲労して弱ると内臓の血流が悪くなります。疲労して血流が悪くなった内臓は、重力に負けて下に下がりやすくなります。ですので、まずは内臓のコンディションを整えてあげる必要があるのです。

まずは内臓の血流を改善して、下がった内臓を引き上げていきます。そうすることによって内臓が邪魔にならずに開いた骨盤を閉めていくことが可能になるのです。これが骨盤矯正の第1ステップです。

骨盤のゆがみを整える

下垂した内臓のコンディションを整えて引きあげたら、次に骨盤のゆがみを整えていきます。骨盤のゆがみは、仙腸関節、恥骨結合、股関節、腰仙関節によって起こるということは前に述べた通りです。ですので骨盤のゆがみのみに絞って話をすれば、仙腸関節、恥骨結合、股関節、腰仙関節のズレを整えていくことになります。

でも、実際に骨盤矯正を行う場合は、骨盤だけではなく全身のバランスを整えていく必要があります。これが骨盤矯正の第2ステップです。

骨盤を閉める

骨盤矯正の第3ステップは、いよいよ開いた骨盤を閉めていく段階です。このステップでは施術で骨盤を閉めていくだけではなく、骨盤を閉めるはたらきがある筋肉を使って行っていく必要があります。つまり、一種の筋トレのようなものを行う必要があります。でも、腹筋や背筋みたいないわゆる筋トレではありませんのでご注意ください。

自分の筋肉を使って骨盤を閉めていくことで、また骨盤がゆがんだり開いたりするのを予防する効果があります。施術だけだとどうしても元に戻りやすいですからね。

血液、リンパ液を流す

内臓の状態を良くして、全身のゆがみを整えて、骨盤を閉めたら、骨盤のゆがみによって流れが滞っていた血液、リンパ液をグングン流していきましょう。この第4ステップを行うことによってむくみや下半身太り、冷え症の改善に繋がります。

骨盤矯正のステップをまとめると、

1.内臓を引き上げる

2.骨盤のゆがみを整える

3.骨盤を閉める

4.血液、リンパ液をグングン流す

この4ステップを手順通りに行うことによって、慢性的な痛み、姿勢、女性に多い悩みの3つの問題の解決に繋がります。もちろん、このステップのどれか一つでも欠けてしまえばせっかく骨盤矯正をしても効果が出にくいのでご注意くださいね。

まとめ

骨盤は仙骨、腸骨、恥骨の3つの骨が組み合わさって構成されています。そして骨盤のゆがみは、仙腸関節、恥骨結合、股関節、腰仙関節といった動きうる場所がズレることによって起こります。また、骨盤と内臓、女性の場合は特に子宮との位置関係により骨盤矯正は内臓にも視点を向ける必要があります。そして、骨盤まわりにはたくさんの血管、リンパ管があります。

骨盤がゆがむと、体の痛み、姿勢が悪くなる、女性に多い不調といった問題が生じてきます。骨盤矯正を行うメリットは、この3つの問題を解決できるということですが、そのためには骨盤矯正の手順を守る必要があります。

骨盤矯正の手順は全部で4ステップです。内臓を引き上げる→骨盤のゆがみを整える→骨盤を閉める→血流を改善する、この4ステップです。

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