【マッケンジー法】を採用される方へ|エクササイズの前にご確認ください

こんにちは、体質改善整体 彩です。
この記事では、マッケンジー法(首腰のエクササイズ)の目的、効果、ルール、注意点についてお伝えします。安全かつ効果的に治療を進めるために、これからマッケンジー法を採用される方は必ずご確認くださいね。

本記事のテーマ

・マッケンジー法の目的

・マッケンジー法の効果

・マッケンジー法のルール

・マッケンジー法の注意点

マッケンジー法を採用される方へ

1.エクササイズの目的

 マッケンジー法によるエクササイズの目的は、腰痛、肩こり、頭痛などの症状をコントロールすることです。ここであえて痛みをコントロールと述べているのには理由があります。それは、痛みを感じるということは、人間の正常な働きであり、痛みを「ゼロ」にすることは不可能だからです。

 下の写真のように、指を大きく曲げてみてください。当然痛みを感じますよね。痛みというのはこれ以上曲げると指が損傷してしまうよ、ということを教えてくれる「警告システム」なのです。

つまり、人間の体は物理的なストレスに反応して、その都度、痛みを出して体が損傷する前に、警告を出して教えてくれているということです。

これが正常です。

ですので、痛みという警告システムを体から完全に取り除くことはできません。(痛みを感じないのは無痛症という病気です)

腰痛、肩こり、頭痛を改善するためには、体にかかる物理的なストレスに自分で対処することによって、痛みをコントロールしていく必要があるということになります。

2.エクササイズの効果

 しっかりとルールを守ってエクササイズをスタートすると、当然首腰への物理的なストレスが減ってきます。ただ、本当に首腰へのストレスが減ってきているのかどうかは、当然、目で見ただけでは分からないですよね。

 そのため、当院では、首腰の物理的なストレスがどのくらい減ってきているのかを客観的に判断するために、いくつかの検査法を採用しています。

 例えば、首腰の物理的なストレスが減ってくると首腰の可動域が広がります(腰が大きくそれるようになったり、首が大きく回るようになったり)。そして、腕や足に力が入りやすくなります。このようなことを判断材料として、体への物理的なストレスを客観的に判断することで経過を追っていきます。

 このようにエクササイズに反応して体から物理的なストレスが減っていくと、それに伴って腰痛、肩こり、頭痛などの症状が減っていきます。

3.エクササイズのルール

 それでは、エクササイズの具体的なルールをお伝えしていきます。首のエクササイズも腰のエクササイズも同じルールです。

  1. 1セット10回・・・まずは、1セット10回行う、というルールです(エクササイズによっては1セット1分)。まとめてたくさんやればいいというものではありません。エクササイズは最適な負荷量で行う必要があります。まとめてたくさんやり過ぎると体への負荷が大きくなり、逆に症状を悪化させてしまう可能性もあります。
  2. 1時間毎に行う・・・次に、エクササイズは1時間ごとに行ってください。もちろん、夜寝ている間は除いてです。首腰への物理的なストレスは悪い姿勢です。つまり、ただ生活しているだけでストレスが蓄積します。そのストレスをリセットするためにはある程度のエクササイズの頻度が必要です。エクササイズができない時間が3時間以上空いてしまうと、エクササイズの効果は大きく低下してしまいます。
  3. 痛みが遠くに広がれば悪化=エクササイズを中止・・・首腰から来る痛みの重症度は、痛みの強さではなく、痛みの範囲で判断します。首で例えるなら、痛みが腕、肘、指先の方へ広がってきた場合は症状が悪化しているサインです。腰の場合は、痛みがお尻、太もも、膝、ふくらはぎ、足のうらへと広がってきた場合は悪化のサインです。逆に、痛みが改善する場合、痛みの中央化という現象が起こります。つまり、痛みが首、腰の中心に寄ってくるという現象です。もし、エクササイズをやればやるほど痛みが遠くに広がる場合、直ちにエクササイズを中止してください。エクササイズの方法を見直す必要があります。
  4. その他のエクササイズをすべて中止する・・・ほとんどの場合、知らず知らずのうちに首腰へ物理的ストレスをかけてしまっています。筋力トレーニングやストレッチも例外ではありません。専門的な知識をお持ちでない場合、トレーニングやストレッチが逆効果となることも多くありますので注意が必要です。

マッケンジー法(首)↓

マッケンジー法(腰)↓

4.エクササイズの注意点

 初回来院時にエクササイズプログラムを作成し、その日からエクササイズをスタートしてもらうことになりますが、もし、エクササイズをスタートしても痛みが改善しない場合、考えられることが3つあります。

  1. エクササイズの頻度が足りない・・・エクササイズの効果がでない場合に最も考えられることが、エクササイズの頻度が足りないということです。エクササイズは1時間ごとに行う必要があるため、生活スタイルによってはルール通りに頻度を確保できない場合があると思います。
  2. エクササイズのやり方が自己流になっている・・・エクササイズは非常にキメ細かく正確に実践していく必要があります。そのため、当院ではご来院の際に必ずエクササイズのやり方の確認を行い、必要があれば修正を繰り返します。自己流でエクササイズを行うことで急激に症状が悪化することもあります。
  3. エクササイズの負荷量が適切でない・・・エクササイズは、今のあなたの首腰の状態に適した負荷量でスタートする必要があります。負荷量が適切でない場合、効果がでないどころか悪化するリスクすらあります。

 つまりエクササイズは正しいやり方、適切な頻度、適切な負荷量で実践しないといけません。上記の3項目を考慮し、マッケンジー法を採用される場合はエクササイズスタートから1週間後に必ずご来院ください。エクササイズの確認修正ができないまま自己流で継続してしまうと、今以上に症状が悪化してしまう可能性もあります。もし、エクササイズ開始から2週間以上の期間ご来院が難しい場合は、エクササイズを実践しないようにしましょう。

以上、マッケンジー法の目的、効果、ルール、注意点についてご説明させていただきました。エクササイズを実践しながら何か気になること分からないことがございましたらお気軽にお尋ねくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です