【むくみ】を治す水の飲み方

宮ノ下亘
宮ノ下亘

こんにちは、小林市の整体、体質改善整体 彩です。この記事では、小林市の「むくみ」でお悩みのあなたへ、むくみを改善するための水の飲み方について解説します。もし、あなたがむくみが気になるという理由で、水を控えているのであれば逆効果です。むくみは、正しい方法で水を飲み始めることで改善できます。ぜひ、この記事で紹介している水の飲み方を試してみてくださいね。

本記事のテーマ

・むくみの原因は水の飲みすぎではない
・むくみの本当の原因
・むくみを改善する水の飲み方
・まとめ

【むくみ】を治す水の飲み方

むくみの原因は水の飲みすぎではない

むくみの原因は水の飲みすぎではない

あなたは、水の飲み過ぎでむくみに繋がると思っていませんか?でも実は、それは間違いです。水を飲み過ぎてむくんでいる人なんてほとんどいません。そもそも、人の体は水を飲んだくらいでむくむようには作られていません。

でも、むくみで悩んでいる人のほとんどが、水を飲み過ぎるとむくみに繋がると思って、あまり水を飲まないように控えていますよね。でも、それが余計にむくみを悪化させる原因になっている可能性があります。

少しイメージしてみてください。あなたを含めてあなたのまわりでむくみで悩んでいる人は、そもそもそんなにたくさんの水を飲んでいないのに、体がむくんでいるはずです。一方で、私は1日に少なくとも2ℓ、多い日は2.5ℓほどの水を飲むように心がけていますが、体のむくみで悩んだことはありません。

このことからも分かる通り、水を飲みすぎてむくんでいるのではなく、水が足りなくてむくんでいる可能性の方が高いと考えられます。

むくみ本当の原因

むくみ本当の原因

むくみの本当の原因は、「水不足」です。つまり、水の飲み過ぎでむくむのではなく、水が足りなくて、血液やリンパ液の流れが悪くなることでむくんでいる人の方が圧倒的に多いということです。

1日に必要な水の量は、体重15㎏につき0.5ℓと言われています。体重45㎏の人は1.5ℓ、体重60㎏の人は2ℓという計算になりますね。もし、あなたがむくみで悩んでいて、1日に必要な水の量を毎日飲めていないのでしたら、水の飲み過ぎはあり得ません。むくみの原因は水不足です。

あなたが、水不足を自覚して、今日からコツコツ水を飲み始めたとします。1日に飲む水の量が増えれば、当然、オシッコにいく回数が増えてきます。理想的なオシッコの回数は、1日に10回くらいです。そして、水の量が増えれば、オシッコの色が薄くなっていきます。理想的なオシッコの色は、無色透明に近い色です。

ですが、水不足でむくんでいる人たちのほとんどが、まず1日のオシッコの回数が少なく、オシッコの色が濃い黄色である傾向があります。過去に当院をご利用されたお客様で、むくみを気にして水を控えていた20代の女性の方がいらっしゃいました。その方は、1日のオシッコの回数が2回、多くても3回と話されていました。そして、オシッコの色は、濃い黄色どころか茶色に近いと話されていました。

ここで、オシッコの色について少し触れておきます。オシッコは「黄色」が正常と思っている方が多いですが、実はそれは間違いです。健康的な人のオシッコの色は、「無色透明」もしくは「無色透明に近い薄い黄色」であると言われています。では、なぜ、オシッコが「黄色」になるのでしょうか?

オシッコの「黄色」の色は、実は体の中の老廃物が排出されている色、つまり余分な老廃物の色です。私たちの体は、生きているだけで体のなかに老廃物が蓄積します。この老廃物を体のなかにずっとため込んでいると健康上問題があるので、「便」「尿」「汗」「爪」「髪の毛」などによって体の外に出しています。この老廃物を体の外に出す働きのことを「デトックス」と言います。

ちなみに、デトックスの割合は、便…75%、尿…20%、汗…3%、その他…2%と言われています。デトックスの大半を「便」が担っているので、当然、便秘は健康にとって大問題ということになります。そして、便の次にデトックスの割合が多いのが、「尿」、つまりオシッコです。先ほどのむくみを気にして水を控えている20代の女性は、1日に2回しかオシッコに行かないので、それだけデトックスの機会が少ないことになります。

ちなみに、「汗」はデトックスの3%なので、汗をいっぱいかいても、デトックス効果はそれほど高くないということになります。デトックスしたいなら、運動して汗をかくより、便秘を解消したり、水を飲んでたくさんオシッコに行く方がよっぽど効果的ということになります。

オシッコの「黄色」は、体のなかの老廃物をデトックスしている色でしたよね。例えば、オシッコの回数が少なくて、色が濃い人は、それだけ老廃物を体のなかに溜めこんでいることになります。1日中、オシッコの色が濃い人はその日に体のなかでできた老廃物をデトックスしきれないまま、その日の日を終えていることになります。そうすると、日に日に老廃物が蓄積し、血液、リンパ液の流れが悪くなり、むくみに繋がります。

これが、ほとんどのむくみの正体です。ということは、水不足によるむくみを解消するためには、水を飲むしかないわけです。

むくみを改善する水の飲み方

むくみを改善する水の飲み方

むくみは、水の飲み過ぎではなく、水不足が原因であるということがお分かり頂けたかと思います。水不足により、オシッコによるデトックスができなくなり、体に老廃物が蓄積する。それによって、血液やリンパ液の流れが悪くなり、むくみに繋がる。これがほとんどのむくみのメカニズムです。

では、むくみを改善するためには、水を飲んで水不足を解消する必要があります。かといって、ただ水をがぶ飲みするのはオススメしません。

ここでは、むくみを改善するために効果的な水の飲み方を解説していきます。むくみを改善するための水の飲み方は、1日に飲む水の量、1回に飲む水の量、水の増やし方などいくつかの点に注意が必要です。それでは、むくみを改善したい方はこの先を読み進めてくださいね。

1日に飲む水の量

まず、1日に必要な水の量について解説していきます。体に必要な水の量は論文や文献によって諸説あります。

例えば、体重1㎏につき40㎖という説があります。体重50㎏の人は2ℓ、体重60㎏の人は2.4ℓという計算になります。

それから、体重20㎏につき1ℓという説があります。体重40㎏の人は2ℓ、体重60㎏の人は3ℓという計算になります。この基準は、以前、当院でも採用していた基準になります。ただ、この基準でいくなら、体重70㎏の人は、毎日3.5ℓの水を飲むことになり、単純に大変ですよね。でも、このことからわかる通り、人は、毎日体重20㎏につき1ℓの水を飲んでも、本来はむくむことはないのです。

そして現在、当院では以下の基準を採用しています。その基準は、体重15㎏につき0.5ℓです。体重45㎏の人は1.5ℓ、体重60㎏の人は2ℓという計算になります。この基準は、「病気を治す飲水法」という書籍で紹介されている基準で、人の持つ「代謝」を維持するために、最低限必要な水の量になります。

少し脱線しますが、デトックスと同じで、「代謝」もむくみと関係が深いので、代謝についてお話していきます。代謝とは、人の生命活動の元となるエネルギーを作る働きのことを言います。そして、水は代謝の原料であると言われています。代謝、即ち、生命活動のためのエネルギーを作る過程は化学反応です。しかも、水を使った、加水分解という化学反応がほとんどなのです。例えば、車はガソリンで動きますが、人は水で動いている、そんなイメージです。

人は、生きている限り何をするにも代謝によってできたエネルギーを使用します。例えば、怪我が治るのも代謝によるエネルギーのおかげです。子供が年々成長するのも代謝によるエネルギーのおかげです。筋トレをして筋肉がつくのも代謝によるエネルギーのおかげです。ダイエットで脂肪が燃えるのも代謝によるエネルギーのおかげです。つまり、人は何をするにも代謝によるエネルギーが必要です。

そして、水は代謝の原料なので、普段から水を控えている人は代謝が悪くなっているわけです。ということは、むくみによって水を控えることによって、代謝が悪くなり、余計に太りやすくなったり、慢性痛や自律神経の乱れなど様々な不調に繋がってきます。

ですので、まずは、1日に体重15kgにつき0.5ℓの水を水が必要であるということを覚えて頂けたらと思います。あなたに必要な水の量を計算してみてくださいね。ただ、この量はあくまで目標値です。水の飲み方をもう少し詳しく解説していきますので先を読み進めてくださいね。

1回に飲む水の量

次に、1回に飲む水の量について解説していきます。当然、1回にたくさんの水をがぶ飲みすれば、オシッコが近くなったり、余計にむくんだりします。若しくは、血液の濃度が薄くなる水中毒の心配もあります。そのため、ただ水をたくさん飲めばいいというわけではなく、コツコツ水を増やしていく必要があります。

1回に飲む水の量は、自分のこぶし1個分くらいの量が理想とされています。こぶし1個という大きさは、自分のじん臓の大きさと言われています。つまり、あなたの体が1度に処理することができる水の量です。

こぶし1個分くらいの水をこまめに飲むことで、1日の水の量を増やしていくことが大切です。

水の増やし方

1日に必要な水の量は、体重15㎏につき0.5ℓです。ですが、この量はあくまでも目標値であって、今日からいきなりこの量を飲み始めるわけではありません。結論から言えば、半年、人によっては1年間かけてこの目標値を達成できるように計画的に水の量を増やしていく必要があります。

先にも申し上げた通り、水は代謝の原料です。ということは、これまでむくみを気にして水を飲んでこなかった人たちは、そもそも代謝の原料がなかったわけです。

例えば、もしあなたが1日500㎖しか水を飲めていなかったとします。すると、代謝の原料は500㎖しかないので、代謝も500㎖ぶんの代謝になります。つまり、原料が少ない分、代謝も悪くなっているわけです。

そんな代謝が悪くなってしまっている人が、いきなり大量の水を飲むことで余計にむくみます。500㎖ぶんの代謝になっている人は、代謝によって500㎖しか使うことができない体になっています。そんな体の状態で仮にいきなり2ℓの水を飲み始めると、代謝で処理しきれない1.5ℓによって、オシッコが近くなる、もしくはただただむくむということが起こります。

これが、水を飲むことでむくみが悪化するように思える理由です。ただ、代謝が悪くなっていることが原因です。なので、やっぱり水を飲むことでコツコツ代謝を上げていくしかありません。

では、どのくらいのペースで水を増やしていくべきか、解説していきます。

結論から言うと、3ヶ月でや+500㎖増えるように水を飲んでいきます。例えば、1日に500㎖しか飲めていない体重60㎏の女性がいたとします。この人は、体重60㎏なので、本来は1日に2ℓの水を飲む必要があるわけです。でも、今は1日に500㎖しか水を飲めていないので、代謝も悪くなっています。なのでいきなりがぶ飲みすると逆効果です。

この人は、今日からコツコツ水を飲み始めて、3ヶ月後に+500㎖、つまり1日、1ℓの水を飲めるように努力する必要があります。そして、さらに3ヶ月後つまり半年後に1.5ℓ、9ヶ月後に目標値である2ℓの水を飲めるようになればOKということになります。

この水の増やし方は、むくみを改善するためにとても重要な項目です。ここを知らずにいきなり水をがぶ飲みすることで余計にむくみが悪化して、水の飲み過ぎでむくみが悪化するという勘違いをしてしまうことになります。

水は、3ヶ月で+500㎖増やす。このペースを守って長期間、コツコツ取り組んでいきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?これまでむくみを気にして水を飲むことを控えていた人も、実は、水不足が原因でむくみに繋がっている可能性が大です。

水を控えることで体が水不足になり、デトックスの機会が減る、代謝が下がることによって、よりむくみ体質になってしまいます。

体重15㎏につき0.5ℓの水を飲むことを目標に、半年から1年ほどの期間をかけて、コツコツ水を飲むように心がけていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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